和歌の解説

坂本龍馬〜世の人はわれをなにともゆはばいへわがなすことはわれのみぞしる〜意味と解釈

坂本龍馬〜世の人はわれをなにともゆはばいへわがなすことはわれのみぞしる〜意味と解釈

〈原文〉

世の人はわれをなにともゆはばいへわがなすことはわれのみぞしる

〈現代語訳〉

世の中の人が私になんと言いたければ言えばいい、私のすべきことは自分のみが知っている。

概要

幕末の志士坂本龍馬の名言としてよく知られる言葉。

たとえ世の中の人々がなんと言おうとも、自分のすべきことは自分だけが知っていればいいのだ、という覚悟を示す和歌である。

世間の声や孤独ゆえに、自分の信念を曲げそうなときに、自分を鼓舞するように詠んだ和歌だったのかもしれない。

姉に送った手紙のなかに書かれた歌で、製作時期は不明。

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